ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
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人気ランキング : 23,285位
定価 : ¥ 1,000
販売元 : ユニバーサルクラシック
発売日 : 2005-06-22 |
価格:¥ 1,000
納期:通常24時間以内に発送 |
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この曲には、およそ我々がベートーヴェンの音楽に求めるプラス感情の、あらゆる要素がすべて含まれている。美しさ、優しさ、力強さ、豊かさ。なんという「幸せ」に満ちた音楽!古今のヴァイオリン協奏曲の中でも精神的な高みという点では並ぶものがない。それらを見事に再現したのが、このシェリングの旧盤である。イッセルシュテット指揮ロンドン響の音も深みがあって、しかも強く輝かしい。
ともすれば人間性の善を疑いたくなるような昨今の時世において、やはりその存在を我々に確信させてくれているような美しい精神性と誠意と真摯さとを感じさせてくれる名演である。併収のロマンスも優しさに満ちた演奏で、この曲の通俗性を感じさせない。
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イッセルシュテットとの旧盤(65年録音)はシェリング43才のときの録音。ハイティンクとの新盤(73年録音)は51才の時の録音。しかし、むしろ旧盤の方が老獪な完成度を感じさせる。それに対して新盤は、むしろエキサイティング。8年の隔たりは芸術家に円熟をもたらすはずが、この場合、シェリングは新録音に新しさを求めたようだ。どちらが、この作品の本質に近いかは聴く者の主観にゆだねられる。今日的な新しさを求めるなら新盤。引き締まった求心力を求めるなら旧盤。いずれも文句のつけようがない名演、シェリングのヴァイオリンの音はこの作品《ベートーヴェン Vn協奏曲》の美の極致。それはこのうえない至福を与えてくれる。