サッカーワールドカップドイツ大会を機に、もっと親しもうドイツクラシック
サッカーワールドカップドイツ大会が開催される。これを機に、スポーツだけでなく音楽にも親しんでみよう。聞こえてくる音楽から、ドイツ人の気質を知ることもできるかもしれない。ドイツには音楽史上に名を残した作曲が多く輩出している。シューマン、メンデルソゾーン、ワーグナー・・・。誰でも一度は耳にしたことがある名前だろう。でもドイツの三大作曲家といえば、彼らに白羽の矢が立つ。バッハ、ベートーヴェンそしてブラームスである。18世紀はじめに活躍したバッハは、音楽の父とも言われ、対位法を確立しバロック音楽の頂点にたつ作曲家。「運命交響曲」で有名なベートーヴェンは、18世紀後半から19世紀にかけて活躍した。25歳の時から耳の病気に悩まされ始め、一時はハイリゲンシュタットで遺書を書くほどになった。自殺は思いとどまったものの、ついに耳はまったく聞こえなくなる。ただそんな中で作曲された楽曲は、どれも名曲と呼ばれるものばかりとなった。高い精神性と頑迷さ。それがベートーヴェンだ。もう一人のブラームスは、19世紀に活躍した、ドイツロマン派音楽の巨匠である。ロマンチストでありながら気難しい、言ってみれば損な性格の持ち主だった。ドイツ三大Bと呼ばれる彼ら3人の音楽を、今宵ゆっくり聴いてみてはいかがだろうか。

悪魔のトリル ― ヴァイオリン名曲集

悪魔のトリル ― ヴァイオリン名曲集

人気ランキング : 10,903位
定価 : ¥ 1,733
販売元 : 東芝EMI
発売日 : 1999-09-22

価格:¥ 1,559
納期:通常24時間以内に発送

   甘いロマンティシズムよりは、気位の高さ。聴き手におもねる煽情性よりは、屹立した孤高の境地――。いまから40年も前の演奏というのに、少しも古さを感じさせないのは、ミルシテインの芸風が、現代的でクールな感覚をある意味先取りしていたからだろうか。    ウクライナのオデッサ生まれの名ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテイン(1904−1992)は、いまも特に玄人筋に絶大な支持があり、現代の多くのヴァイオリニストたちの尊敬の的となっている。    ミルシテインは、どんな曲目を弾いていても、硬質で純度の高い音楽を奏でる。音程もリズムも、無類の正確な技術を持っているのに、技術の存在が前に出ない。そこには音楽しか感じさせない。    十八番であるヴィターリ「シャコンヌ」やタルティーニ「悪魔のトリル」はもちろんのこと、ジュスキント指揮コンサートアーツ管弦楽団をバックに従えたベートーヴェン「ロマンス第2番」、モーツァルト「ロンドK.373」「アダージョK.261」が素晴らしい。音が少なくシンプルな歌謡的な作品では、技巧型のヴァイオリニストは退屈になりかねないが、その点ミルシテインは次元が違う。音が少ないほど、深みのある音楽がじわじわと実感され、しびれるような感動を与えてくれる。    選曲のバランスもいい。ミルシテインが最も積極的に録音を行っていた膨大な量のキャピトル時代の音源から、最良のものばかりが選ばれている。(林田直樹)

オススメ度

「悪魔のトリル」が聞きたくて買ったのですが、
「悪魔に魂を売ってまでこの曲を演奏したタルティーニ」な感じではなく、「楽譜に忠実に。でも艶っぽさは出してる」という感じでした。
ミルシテインの使ってるヴァイオリンのせいでしょうか、ちょっと真面目っぽさのでる演奏でした。

オススメ度

金属的???この方の使ってらっしゃる楽器はそうとうふるいものだと思われました。そのことについてはなんの説明もなされていませんが。
私自身、アルティールグリュミオーのファンでして、悪魔のトリルに関しては、古楽器を使用されてるミルシテインさんよりもはるかにグリュミオーのほうが機敏さ、悪魔ぽさをかもし出していると思います。だから、確かさが求められるフォリアや、バッハ、モーツアルトなんかは、この方に大変あっていますし、淡々と弾くのもいいなあ〜と思いました。

オススメ度

素晴らしいとしか言いようがないです。
ヴィターリのシャコンヌは涙なしには聴けなかったです。
どんな想いでお弾きになってるのか・・・と、色々考えさせられる演奏です。
苦しい時代を生きてこられ、バイオリンに対する深い愛情を感じられます。
他のCDになりますが、サン=サーンスの 序奏とロンドも素晴らしかったです。

オススメ度

音が堅くなりがちな当時の録音の中から、艶のある端正な音が溢れんばかりに聞こえてくる。悪魔のトリルとヴィターリのシャコンヌは何度も聴き直してしまう名演。聴き終わって襟を正さずにはいられない。それにしてもミルシテインの曲に対する没入は凄い。一曲入魂とも言うべき真摯なスタンスで独自の精神世界を作り上げていく。

オススメ度

ミルシテインのバイオリンを聴きたくてCDを買ったわけではなかった。コレッリの「ラ・フォリア」を聴きたいと思って色々探した末、この「悪魔のトリル」にたどり着いた。聴いてみることができないため、CDレビューにあった”金属的な音”という言葉は引っかかった。というのも、私はバイオリン特有の”金属的な音”が大の苦手だから。結論から言うと、全くの杞憂だった。最初のベートーベンのロマンスは少々「ちりちり」しているが、モーツァルトのアダージョからいわゆる”豊潤な音色”で満たされること請け合い。特に、当初の目的の「ラ・フォリア」は、ミルシテインの息づかいをほおに感ずる”白眉”。


 
 
 
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このページの情報は
2006年4月5日16時29分
時点のものです。

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