ベートーヴェン:交響曲全集
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人気ランキング : 6,434位
定価 : ¥ 9,175
販売元 : ユニバーサルクラシック
発売日 : 1997-04-09 |
価格:¥ 8,257
納期:通常24時間以内に発送 |
これは快楽主義的なベートーヴェンである。もっとも、これらの演奏を聴いていると、ヘルベルト・フォン・カラヤンはセックスと愛を、体つきと感情を混同していないかどうか、ときに疑わしく思われる。少なくとも彼は、心理学や実体よりも、音の豊かさやテクスチュアの重みにより多く関心があるように見える。彼の解釈には大いなる感情も、葛藤も、精神的解放感もないけれども、大いなる美しさと気分を浮き立たせるものがあることは確かである。 演奏法はカラヤンが1970年代にベルリンで修めた“マッサージ”スタイルの典型で、“マッサージ”スタイルとは、よく知られているように、アンドルー・ポーターが演奏の成果を批評して神戸牛にたとえたものである。筋骨隆々の下にはある種の柔らかさがあるが、大部分においてカラヤンは例の強烈な統率力を発揮し、抒情的な要素と動的な要素のバランスを維持している。 これらのレコーディングを行ったときピークを迎えていたベルリン・フィルハーモニー・オーケストラは、まさに驚きである。その演奏が熱情的であったり、あるいは自発的であったりすることはほとんどないとはいえ、そのサウンドは豪奢で、生気に富み、気分を浮き立たせるほど豊かである。 カラヤンは終始、ビッグ・オーケストラを使い続ける。交響曲第1番でもそうで、そのため音が、重々しくはないが、大きく聞こえる(第4楽章冒頭でのヴァイオリン群のきびきびした音階は、心地よいほど軽やかである)。オーケストラの滑らかさに加えて、カラヤンの解釈もエネルギーが高レベルにある点で注目に値する。これはとくに第8番について言え、この全集でもっとも成功している作品の1つである第8番は、第7番との関連をはっきり示すやり方で演奏されている。 バランスについては、評価は「非常によい」から「傑出した」まであるが(第4番、8番、9番)、超越的なところまで近づくことはごくまれである。ベルリン・フィルハーモニーで行われたレコーディングではクローズマイクが使われ、かなり高レベルで原盤ディスクが作られ、サウンドは見事なほど堅牢である。(Ted Libbey, Amazon.com)
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カラヤン、ベルリンフィルが最も輝いていたのは、1970年代のこの録音でしょう。音をこれでもか、という程磨きに磨いた演奏は、他の追従を許さない。晩年の全集も、この録音を超えていない。新古典主義的解釈と録音の良さでは、これに敵うコンビは無いでしょう(セル、クリーブランドは、演奏が素晴らしく、カラヤンも慕っていたのだが、音質に問題がある)。ただし、第9番だけは、歌を別録音しているため、演奏が良くてもバツである。録音という媒体を重視したカラヤンの金字塔といえるでしょう。しかし、別のベートーヴェン像もあるので、これだけで満足しないように!対極的なクレンペラーなどの独自の解釈も捨てがたいのです。
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2番、4番、6番、8番は、それぞれ明るい曲で、カラヤンとあっていると思うが、3番、5番、7番、9番は、ちょっと違うんじゃないの?という気がしないでもない。5番のフィナーレもいまいち盛り上がらないし、7番も豪華だが内面に入っていけない演奏。9番も同様。ベートーヴェンが求めたのはもうちょっと違う演奏なんじゃないかなと思う。
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カラヤン・ベルリンフィルの強烈な個性とアンサンブルに呆然となる。昔カラヤンのベートーベン演奏は空疎だという通説?がまかり通っていたが、トンでも発憤、こんなゴージャスで力強いベートーベンが他にあるのだろうか?発想も解釈も独特で演奏技術もバツグンとなれば絶賛するしかないはず。20世紀ではなく21世紀向け?
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カラヤンにとって3回目のベートーヴェン交響曲全集です。1970年代のカラヤンとベルリン・フィルが最良の状態にあり、ベートーヴェンの熱血さがカラヤンとベルリン・フィルと通してガンガン伝わってきます。そういうわけでこの演奏はベートーヴェンの激情を知るには最適です。特に第3番、第5番、第7番、第8番、第9番は他の追随を許さない、緻密で、情熱的で、優雅な超名演奏です。