バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)
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人気ランキング : 4,114位
定価 : ¥ 3,000
販売元 : BMGファンハウス
発売日 : 2001-11-21 |
価格:¥ 2,700
納期:通常24時間以内に発送 |
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ハイフェッツの音色を聞くと、私はいつも「孤高」という言葉を思い出す。彼の音は常にストイックで、センチメンタリズムという贅肉は徹底的に剥ぎ取られている。リスナーへの迎合などとは無論、無縁。圧倒的な技術と洗練された感性を駆使して、彼のアルコは疾走する。
バッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品群は、虚飾を排して音楽理論を追究したストイズムの人、バッハの作品の中でもひときわストイックな作品である。無伴奏チェロ組曲も弦楽器1本という編成においては共通しているが、無伴奏ヴァイオリンのための作品群の方が、より厳格な雰囲気を持っていると言ってよい。ハイフェッツのような音楽家にこれ以上相応しい音楽はないのではないだろうか?
ソナタ第1番の「フーガ」やパルティータ第2番の「シャコンヌ」など、高度な対位旋律を備えた曲をさらりと弾きこなしてしまっているのはさすがに圧巻であるが、個人的にはパルティータ第3番の「プレリュード」が好きだ。真夏の太陽を思わせる快活でスポーティな曲調はどちらかといえばバッハの厳しいイメージと相反するところがあるが、整然と並べられた音はバッハならではのもの。3本の弦を高速に往復するフレーズを粒ぞろいのスタッカートで駆け抜けるところなどは鳥肌が立つほどカッコよく、まるでスポーツカーで疾走するような爽快感を感じさせてくれる。
ストイズムという美学。これほど男っぽい無伴奏ヴァイオリンは他に知らない。
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ハイフェッツとくれば、近代ものをばりばり弾きまくる印象が強いのだけれど、意外にも??古典でも素晴らしい演奏を残しています。
これはその代表作ではないでしょうか??
バッハの無伴奏はヴァイオリニストで弾かない人はおそらくいない名曲で、CDの数も数え切れないほどあるのですが、その中でもトップにおきたい演奏です。
この演奏を聴けば、ハイフェッツが卓越した技術のほかに、深い音楽性を持っていたことがわかるでしょう。
華やかではありません。
慎ましやかでロマンチック。
すみずみにまで、気遣いのいきとどいた美しい愛情あふれるバッハです。
ハイフェッツファンはもちろん、そうではない人にもぜひお勧め。
ハイフェッツ、万歳ーーーーー!!
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「ハイフェッツなんてただテクがあるばっかりで面白くもなんともない」と暴言を吐く人はこの録音を大音量(実際に目の前でバイオリンが鳴っている時の音量)で聴いたことがないのかもしれない。
誰が弾いているのかを伏せたままこの演奏を聴かせた相手は例外なく「凄い」と言う。ソナタ1番を聴き進んでいくうちに、心臓を掴まれて揺すぶられているような気持ちになる。だけれども、ここで私の心臓を掴んでいるのはハイフェッツではなくてバッハなのだろう。
ハイフェッツは小手先のアーティキュレーションで感情を表現するような手法は取らなかった。ハイフェッツには、音楽は譜面に既に書かれていて、演奏者はそれを取り出すのみという考えがあったのでしょう。というわけでパルティータ3番の演奏は心踊ります。バッハとハイフェッツの二人の天才のコラボレーションによる奇跡の録音。1952年の録音ながら音も比較的良好。必聴です。
正直に書けば、1930年代に半分くらい録音していたものが更にストレートな演奏で好きなんだけれど、これは、まあ、オタク向けの話題。