バッハ:ミサ曲 ロ短調
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人気ランキング : 6,410位
定価 : ¥ 3,059
販売元 : ユニバーサルクラシック
発売日 : 1996-08-01 |
価格:¥ 2,600
納期:通常24時間以内に発送 |
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私は社会科(世界史)の教員です。毎年といっていいほど、授業でこの『ロ短調』を聴かせます。
皆様お書きのように、冒頭の『Kyrie』で生徒らはびっくりしますね。しかし、楽譜を示しながら聞かせると、いわゆるフーガの技法の素晴らしさに生徒らは気がつき始めます。特に『Credo』に出てくる重厚なフーガに、そして叩きつけるような、それでいて本当の信仰告白のような『Credo』の最後のアーメンは衝撃的です。それより、そのアーメンにいたる曲のフーガはすごいです。楽譜を買って、見ながら聴いてくれといいたいほどの重厚な建築物です。
私はローマカトリック信者です。そしてこの『ロ短調』はローマカトリックのミサのそれです(プロテスタントに『クレド』以下は存在しません)。本来両者は交わり得ないものですが、神への信仰の前には、楽曲としての存在を重視する限り、派閥も何もありません。バッハは言うまでもなくプロテスタントです。しかし彼をしてAgnusDei(神の子羊)まで作らしめた信仰心に、大いなる歴史と音楽史的意味を求めるべきではないでしょうか。
要するに、ローマカトリックはイエスを神とみなします。けど、プロテスタントは、そうしたカトリック側の考えを全面的に否定しますから、『信仰=教会』ではなく『信仰=聖書』として、ともすればカトリックとは違った理念をとります。プロテスタントは、人間の存在を罪人とみなします。カトリックはイエスによって救われた存在とみなします。これほどの違いがある教えの中で、なぜバッハは『ミサ曲』(…それは彼の代表作である4つの小ミサ曲のことではありません…)を書いたのでしょう。
そういう意味も込めて、また、リヒター版という意味も込めて、まさにおすすめの1曲です。
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他の方も書いておられますが、この冒頭のキリエはすさまじいですよ。あまりの気迫に何が起こったんだと一瞬で演奏にひきつけられ、リヒター独特の激しい緊迫感はその後一瞬も途切れず2時間延々と続き、聴き終わったときには滂沱と涙を流すあなたがいるでしょう。絶対に一度は聴いてほしい、奇跡的な名演です。
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〜 Kyrie冒頭の合唱、一分の隙もないその天上のハーモニーは、この演奏がライブであることを忘れさせる。否。この熱気、これは確かにライブによるものであろう。そして、このような演奏がおこなわれた、ということ、これは奇跡としか言いようがないのではないか?
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レニー/BPOのマラ9、ワルター/VPOのモーツアルト40番とともに、もし、この演奏を自分が生で聴いていたら、気も狂わんばかりに涙を流したに違いない、と思わせる、感動的な名演。〜